土器 粘土を焼成、800〜1000℃、多孔質、吸水性大、強度低、植木鉢、土管、煉瓦

陶器 粘土を焼成、土器より高品位、磁器より低品位、素地不透明、打　濁音、吸水性大、釉薬を施す。


�b器：せっき：�b器粘土(stoneware clay)を原料、1000℃〜1300℃で焼成、素地は不透明有色、釉薬使用せず、食塩釉を施す場合あり、 
耐酸性、吸水率が低い、備前焼、常滑焼。 

�b器粘土(stoneware clay)：有機物を含まない良質粘土、カオリン・雲母・石英・長石のほか、鉄化合物等の着色鉱物を含む、
可塑性大、焼結温度=1200℃くらい。


磁器 良質粘土、長石粉を原料、1250℃〜1435℃で焼成、素地は白色半透明、非吸水性、堅硬、打　金属音
透明または半透明の釉薬を施す事あり。

粘土 珪酸・アルミナ・水を主成分、極めて微細な鉱物の土状集合体、比重2.5〜2.6程度
clay 水練で可塑性、乾けば剛性、焼固、岩石の風化によって生ずる。

釉薬 長石、がいろめ粘土、珪石亜鉛、炭酸バリゥム＋顔料

広辞苑 第四版 
セラミックス【ceramics】 
〓陶磁器類。広義にはセメント・ガラス・煉瓦などを含めていう。 
〓成形・焼成などの工程を経て得られる非金属無機材料の総称。従来の陶磁器類の製法を発展さ 
せ、珪酸塩以外にも適用したもので、〓に対し「ニュー‐セラミックス」「ファイン‐セラミッ 
クス」とも。一般に耐熱性・耐食性に優れ、多く高絶縁性を示すが、半導電性を示すものもある。 
また、金属・プラスチックに比べ生体親和性に優れる。近年、情報通信・精密機械・医療などの 
分野で利用。 

ガラス【glas ｵﾗﾝﾀﾞ・硝子】 
〓石英・炭酸ナトリウム・石灰石などを原料として、高温度に熱して溶融し、冷却して製した硬く脆(ﾓﾛ)く透明な物質。 
着色には金属の酸化物を混ずる。用途が多く、種々の器具に製する。玻璃。
〓広義には、融点以上の高温で溶融した物体を急冷・固化させた等方性無定形物質。

セメント【cement】
石灰石・粘土・酸化鉄を焼成・粉砕した灰白色の粉末。コンクリートやモルタルを作る際の主原料で、水で練ると速やかに凝結・固化する。
また広くは硬化性を示す無機材料のことで、歯科用充填材、接着剤などをいう。セメン。

せっかい‐がん【石灰岩】ｾｷｸﾜｲ‥
堆積岩の一。炭酸カルシウムから成る動物の殻や骨格などが水底に積って生ずる。
主に方解石から成り、混在する鉱物の種類によって各種の色を呈する。
建築用材または石灰およびセメント製造の原料。石灰石。